こんにちは、SGSコラム編集部です。      投稿日:2020年8月28日

今回の記事では、警備の仕事を始めるにあたり、何か「免許」などが必要であるのかどうか、またその後のキャリアアップに役立つ「資格」などについて、自身もバンドマンとして全然違う道を突き進んでいながら、ひょんなことからこの業界に入り、今では29歳でSGS渋谷本店のコントロールセンター勤務になった岩瀬裕哉君にお話を伺いたいと思います。


岩瀬裕哉君※写真(中央)

警備員として働いていただくには、特に「免許」等は必要ありません!

SGS編集部

よろしくお願いします!SGSのムードメーカー的存在だと言われ、社内では『ユウヤ』と呼ばれている岩瀬裕哉さんから、今日は警備員のお仕事について、お話を聞かせていただきたいと思っております

岩瀬さん

はいっ!よろしくお願いします!

SGS編集部

警備員の仕事というと、イメージ的に研修があったりするイメージはあるのですが、実際のところ、どんな風に就業していくのか、まったく想像がつきません。実際のところ、どんな感じなのでしょうか?

岩瀬さん

まず結論から申し上げますと、警備員として働いていただくには、特に「免許」等は必要ありません!

SGS編集部

ええっっ!!でもイメージ的に研修的なものをやられている印象があるのですが、それは免許とは違うんですか?

岩瀬さん

もちろん、実際に現場に出る前に、技術指導や学科研修などが必要となります。
ただ、そこに警備免許といったものは存在しません。
ただし、警備員の仕事には「資格」というものが存在します。

SGS編集部

なるほど!その資格を取ることでメリットみたいなものがあったりするんですか?

岩瀬さん

給料に資格手当がついたり、資格取得者である事から優先的に現場に立つことが出来る等、多くのメリットが存在します。
また、資格取得者は現場で責任ある仕事に就くことも多く、経験を重ね正式に正社員として採用されることが多くあります。もし正社員になりたい方がいれば、仕事を頑張ってやってみてください。所属する店の責任者などから声が掛かると思いますよ。

SGS編集部

へぇ~!ユウヤさんもそういった資格を取得してから、現場で真面目に仕事をしていたら声が掛かったんですか?そして、そこからスタートされたという事ですね

岩瀬さん

僕は、それまではまったく別業種(秘:自宅警備員だったとか。。。)からのスタートでしたし、最初の資格を取ってから数年しか経っていません。
まだ経験不足だと自分では思っていますが、こんな短期間で社員になり責任ある仕事をさせてもらっていることに正直、自分でも驚いています。もちろん、真剣に仕事をしたから!だと思っています。

本当に分からないもんですね、人生って・・・

SGS編集部

少しだけですがSGS社での仕事ぶりを拝見しましたが、本当にプロフェッショナルな仕事をしていると思います。細かい気配りを忘れず丁寧に隊員さんへの対応もされていて流石ですね。

岩瀬さん

ありがとうございます。今の立場になるのに、そんなに簡単な事ではありませんでしたが、現在の警備業の仕事をしているのを、妻からは『あなたを尊敬しています!』と言ってくれています。内緒話:ユウヤさんは今年結婚したばかりの新婚さんです!💛♡

現在はSGS社では社員・パート人数を合わせて約800人規模の会社ですが、関東地区に1都4県/全10拠点(9本支店+1イベント事業本部)にて安全を支えていて、社会にも貢献している大変やりがいがある仕事だと思っています。

キャリアアップに繋がる資格とは?=すなわち給料UP!

SGS編集部

具体的にキャリアアップに繋がる資格というと、どんなものになるんでしょうか?

岩瀬さん

警備の仕事は多岐に渡りますが、SGS社で主として行っている業務は「交通誘導警備」なので、まずは「交通誘導警備業務検定」という資格をお薦めします。

SGS編集部

「交通誘導警備業務検定」というと、どのような資格なんでしょうか?

岩瀬さん

簡単にいうと、工事現場や人・車両が通行するうえで、事故の発生を警戒したり防止するために必要な知識や能力を問う検定です。

SGS編集部

なるほど!資格は持っていなくてもいいけど、持っていた方がメリットがあるということですね!

岩瀬さん

そうですね。資格がなければ交通誘導の仕事は出来ないというわけではありませんが、この資格を持っている警備員を配置しなくてはいけない現場などもありますので、持っていることで業務の幅が広がります。警備の仕事に興味がある人や現在交通誘導業務に就いている人は、給与アップ・キャリアアップに繋がる資格取得を目指すことをお薦めします。

交通誘導警備の資格取得について

SGS編集部

「交通誘導警備業務検定」という資格は、受験するのに何か条件みたいなものはあるんですか?

岩瀬さん

この資格は1級と2級の区分があり、2級を受験するには特に条件はありませんが、1級を受験するには、2級を取得してからある一定期間の実務経験を積む必要があります。

SGS編集部

まずは2級からということですね!取得方法についてもお聞かせいただけますか?

岩瀬さん

取得するには、公安委員会が行う検定試験を直接受験する方法と、登録講習機関の実施する特別講習を2日間受講する方法の2通りがあります。当社には、自社で教育センターを有しているので、直接受験・特別講習受講のいずれの方法にも対応した事前準備を皆さんにしていただくことができます。

特別講習申し込みから資格取得までの流れ

SGS編集部

実際の講習というのは、どのような内容なんでしょうか?

岩瀬さん

特別講習は2日に分けて行われ、1時限50分、学科7時限、実技講習6時限、修了考査が4時限の合計17時限の講習を受講します。講習後、その日のうちに試験が実施され、修了考査に合格すると修了証明書が発行され、その後検定合格証明書の申請をすれば資格取得出来ます。

SGS編集部

なかなか試験や学科などハードルが高そうですね・・・(なんか難しいそう。。不安なんですけどぉ。。。)

岩瀬さん

そうですね。皆さんの安全を守る大切な業務ですので、決して簡単な内容ではありませんし、資格取得には多少なりとも準備が必要です。もちろん、本人のやる気次第ですが、合格出来るようSGSが徹底的にサポートします。ここだけの話ですが、なんと!実際に特別講習の場で全国の警備員に教習を行い、考査(試験)の採点までやってきた本物の検定講師経験者がSGSにはいますので、「鬼に金棒!」何も恐れることはありません!!やる気さえあれば、あなたは資格を手にしたも同然です!!

※プチ情報:過去に頑張ってくれた人で、資格が取れなかった!と言う事はありませんでした。もちろん頑張ってくれた人だけですけど。

SGS編集部

資格取得のためのサポートもしていただけるんですね!

岩瀬さん

ちなみに資格取得の際に掛かる受講手数料や諸々の費用(約10万円程度)が必要ですが、こちらも全てSGSの方で負担をしています。

SGS編集部

えっ!でも個人の資格取得という形になるんですよね?それでも負担していただけるんですか?

岩瀬さん

そうなんです!がんばりましたよ(笑)

さらになんと!学科を受けていただく際は日当手当等も出ますので、資格試験をうけるのに給料も交通費ももらえちゃうんです。是非、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

SGS編集部

至れり尽くせりですね。取らないと逆に勿体ない気がしてきました!

岩瀬さん

SGS社では、資格取得を推奨しておりますので、キャリアアップを目指し、是非挑戦していただければと思います。

またSGS社ではプライベートの時間を作ってもらうために有給休暇を100%消化できる会社を目指しています。これは当たり前のことなのですが、まだまだ現実は難しいと言われています。

これはすなわち家族のことや自分以外の大切な人のことも考えてもらう会社になると考えています。

是非、当社からのチャンスを受け取っていただき、またチャレンジできる環境を提供しますので、SGS社と共に大切な人や自分の為に今やれる事から少しずつでも自分を成長させてほしいです、今だからできる事があるのではないでしょうか?

SGS編集部

本日は貴重なお話をありがとうございました。

まとめ

交通誘導警備業務検定は、交通誘導業務が中心となるSGSの仕事において、ぜひ取得しておきたい資格です。

資格取得の際には、費用負担はSGSが負担してくれるし、講習や試験を受けた日には日当がもらえる。

資格取得は業務に役立つのはもちろん、キャリアアップや待遇面でも多くのメリットがありますので、気になる人は資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

編集部から追記:このコラムは2020年9月に取材をしました。岩瀬君は取材時から3年目の2023年4月から日暮里支店(隊員数100名以上)の店長に昇格し、現在(2024年10月時点)はSGS全支店のトップクラスの成績を残す支店になりました。